Patient-Centricity Forum Vol.2
患者中心の医療実現のために

~製薬企業は何ができるのか~

第2回Patient Centricity Forum を終えて

製薬企業は、患者のために何ができるのか――この答えを見つけるため、第2回Patient Centricity Forumを開催しました。今回は、国立がん研究センター中央病院呼吸器内科の後藤悌先生と、認定NPO法人「希望の会」理事長の轟浩美様をお招きし、製薬企業が取り組むべき「患者視点の情報発信」および「患者との対話および協働」について、意見交換をいたしました。

前回同様、今回も参加後のアンケートにおいて様々なお声を頂戴いたしました。ディスカッションレポートとともに、アンケート結果の一部を公開いたします。

是非、今後の取り組みにご活用いただけますと幸いです。

出席者アンケートより

多くの出席者の方から回答を頂戴しました。ご協力いただき誠にありがとうございます。今後のフォーラム開催に活用させていただきます。

出席者属性

今回も、メディカルアフェアーズ部門(62%)の方からの回答が多数でした。

注目ポイント

患者が直面している課題に対して、多数の回答者が自ら取り組む必要性を感じていますが、実際に取り組むことができている部署(23%)は、多くないようです。
もし、自ら取り組むとしたら「患者に向けた適切な医療情報の発信」(79%)と考える回答者が多数でした。

いただいたコメントから

今回のウェビナーで得られた学びや気づきについて、多くのコメントをいただきました。一部ですが抜粋して紹介いたします。

製薬企業は患者向けの資材を作成していますが、その届け方についての反省の声が上がりました。

“医療者に冊子を説明して終わり、という現状に満足してしまっています。”

“患者向け資材等を作成しても、「確実に届ける」という点に注力することがなかったと反省させられました。”

自らの消極的な態度についての反省の声もありました。

“製薬企業の立場では、ついルールや規制を言い訳に出来ない理由を探してしまうことが多いですが、これからもっと患者さんとカジュアルに接する機会が増えていけば良いなと感じました。”

“コンプライアンスへの意識が高まっている昨今において、できない理由を探してしまっている側面が確かに存在することに気が付きました。”

登壇者からのメッセージに強く心を動かされた方もいらっしゃいました。

“できない理由を探すのではなく、できることを探していってほしいというメッセージに、大変共感致しました。”

“「患者のために」から「患者とともに」がとても印象的でした。”

“「専門性の矜持」というキーワードが心に残りました。”

製薬企業による一般向けの情報発信や患者との関わりには、一定のルールがあるものの、どうすれば患者の利益につながるのか、改めて考えるきっかけとなったようです。

Agenda

16:20

開場

16:30

ご挨拶および本セミナーのご説明:田中 弘之

パネリストからのご発表

患者のために伝えたい医療情報は、どうやって伝えるべきなのか?~製薬企業との協働の可能性~:後藤 悌

Patient Centricityに感じる不安:轟 浩美

ディスカッション(質疑応答含む)

18:00

終了

Panelist(敬称略)

後藤 悌 Yasushi Goto

国立がん研究センター中央病院 呼吸器内科

轟 浩美 Hiromi Todoroki

認定NPO法人希望の会 理事長

Moderator

田中 弘之 Hiroyuki Tanaka

シミック・アッシュフィールド株式会社
メディカルアフェアーズ事業部門長